
近年浸透しはじめている「食育」という言葉、メディアでも情報があふれていますが、一体何のことなのでしょうか?
食育は、食べ方や栄養の教育とうけとめられがちですが、それだけではなく、もっと大きな意味を含んでいます。それは食を通して生きる力を育むことです。
毎日口にする食べ物が、私たちの身体を作り、成長させ、活動源になり、病気に抵抗する力を生み出します。それだけに「考えて食べる」力が必要なのです。
食べるという行為は、生きるための基本的な営みです。つまり食育も、赤ちゃんからお年寄りまで、私たち人間すべて、他の生き物すべてに必要な事なのです。もちろんあなたのワンちゃんもです。
ここ半世紀ほどの間に、食の世界は大きく変化し、私たち人間の食事もコンビニなどで調理加工された食材がいつでも手軽に手に入るようになりました。とても便利なことではありますが、命ある食材が見えにくくなってしまいました。そして、私たち自身も食の本質をあまり気にせず食事をしているのではないでしょうか。
人に飼われているワンちゃんは、飼い主様が与える食事を食べるだけで、自分で食べる物を選べません。
近年ドッグフードも、種類も豊富で、高品質、高栄養で美味しく、とても便利になっています。その反面、人間同様の心疾患、ガン、アレルギーや過度の肥満など生活習慣病が増加しています。
これは、ドッグフードが高品質で栄養のバランスを整えた食品に変化してきたことと、生活環境が整ってきている為にペットの寿命が延びてきているということもありますが、品質の良いドッグフードを与えているにも関わらず、病気を発症してしまうことに少なからず疑問を感じませんか?
あなたのワンちゃんは、毎日何を食べていますか?
これを機会に、あなたのワンちゃんのごはんについてもう一度きちんと考えてみませんか?
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